おうちで東天紅　夏の限定セット

本日より、おうちで東天紅シリーズの夏限定セット、
「なついろセット」を販売いたします。

商品内容は
・ジャージャー麺
・海老のチリソース煮
・特製焼売
・マンゴー水菓子
　　　　　　　　　　　　　　の4品です。

＜おうちで東天紅夏の限定セット＞がジャージャー麺の理由

私たち作り手の思いとして、季節の食材を召し上がっていただきたいという思いと共に
季節にあったお料理を召し上がっていただきたいという思いがあります。
冬には温かい煮込み料理でほっこりしていただきたい、
そして暑い夏には涼しさと少しの刺激で、失いかけた食欲にアプローチしたい。
今回のジャージャー麺は
「夏の暑さも食卓を演出する小道具の一つ！夏だからこそ楽しめる味が良い！」
という思いを元に企画しました。
冬のセットには絶対に入らない商品です。

ジャージャー麺とは

ジャージャー麺、漢字では「炸醤麺」と書きます。
中国山東省発祥の料理です。
中国料理においては、「炸」は揚げる、「醤」はタレ、ソースなどを表す文字です。
つまり炸醤麺は「お肉を油で揚げて（炒めて）味付けをしたもの」ということになります。
山東省のジャージャー麺は茹でた麺の上に甘辛い味付けのお肉が載っていますが
そぼろに近いお肉で、とろみのついたあんではありません。
今日本で見かけるとろみのついたあんのジャージャー麺がどのようにできたのかは不明ですが
「日本発の中国料理」ということになります。

そしてこのジャージャー麺、韓国でも「韓国発の中国料理」として存在しています。
それがチャジャン麺。
「山東省の海を挟んだ向かい側が朝鮮半島だからかな」と弊社の料理長は言っております。
中国や日本のジャージャー麺が甜麺醤を使うのに対し、
甜麺醤が韓国で独自の発展を遂げたチュンジャンというソースで作られるのが特徴です。

ジャージャー麺の美味しさのポイント

冷水でよく締めた麺の上に、とろりとした熱々の甘辛い肉餡を掛けて食べる至高の麺料理。
韓国のチャジャン麺は甘みが強く
日本のジャージャー麺は一般的にはピリ辛のイメージがありますが、
東天紅では自家製の甜麺醤を使用し、甘みとコクを引き出しています。
甜麺醤は加熱する事でより一層香りが引き立ち奥深い味わいになります。
そしてお肉や野菜、甜麺醤などの素材から感じる甘さの後にほんのりとした刺激があり、
辛いものが苦手な方でも楽しめる味となっています。

手作りの甜麺醤が美味しさの理由

レストランにご来店いただいた方は、北京ダックと一緒に
この甜麺醤をお召し上がりいただいたことがあるかもしれません。

料理長に取材した際には
「今でこそたくさん瓶詰めで売っているけど、昔は市販品なんて無かったから自家製だった。
でもやっぱりうちの甜麺醤は美味しいから、
市販品がたくさん売られるようになっても自分達で作っている。
レシピは作り始めた当時から変わっていない。」
と申しておりました。

桜味噌という米味噌と豆味噌を調合した赤だしの味噌に
砂糖、醤油、ニンニク、ショウガ、胡麻油等を入れて2時間程煮詰めて作りますが
小豆のあんこと一緒で焦げやすいので、常にかき混ぜながら煮詰めるのだそうです。

レストランでお出ししている甜麺醤は各店で、
おうちで東天紅の甜麺醤は上野本店の厨房で作っています。
文字通りの手作りの伝統の味です。

おもてなしにつかっていただきたいから、
ご家庭でできるおもてなしの盛り付けを考えました

今回、新しい試みとして＜料理長が考える、おもてなしの盛り付け＞をご提案しています。
「解凍湯せんのおもてなし中華」
「レストランと同じクオリティの冷凍ミールキット」
であるおうちで東天紅シリーズ。
味だけでなく盛り付けでも、レストランのような美しさを食卓に出せるように
そしてお出しした時にお客様から「スゴイ！おもてなし上手！」と声がかかるような
そんな盛り付けがご提案できればと思っています。

今回はレタスを使いました。
カップ状になっている部分にジャージャー麺を載せ、白髪ねぎときゅうり、ミニトマトで飾ります。
レタスを下に敷くのではなくカップ状に使うところが、
主婦には思いつかない、おもてなしらしさのポイントでした。
夏らしい爽やかさを感じていただける盛り付けになっていると思います。
今回はねぎときゅうりを使っていますが
お嫌いでなければ香菜（パクチー）やかいわれ大根もお勧めと料理長は申しております。
香りのある野菜を使うと夏らしさが増すような気がします。

ちなみに、ご紹介する盛り付けは
一度スタッフ（料理は苦手）が自宅のキッチンで試しているため
プロで無いとできないような難しいものは出てきません。
実は今回も揚げ野菜をジャージャー麺の上に載せるというのを試しましたが
「お出ししたら自分の株が上がるような盛り付け」にならず
素直に「私、出来ませんでした」と自己申告し、それはボツになりました。
でもカボチャを揚げたものとジャージャー麺はとても合っていたと個人的に思うので
お料理や盛り付けがお得意な方にはおすすめです。

おうちで東天紅シリーズの2024夏限定セット
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