最高のおもてなしと、本格的な中国料理をみなさまへ。

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沙茶醤の旅~おうちで東天紅2022冬のごちそうセット~

おうちで東天紅 中華の技法

おせちの代わりに、年末年始のごちそうに

冬のごちそうセット

今年も冬のごちそうセットのご予約を開始しました。

今回のラインナップは

・フカヒレときのこの頂上スープ
・和牛のカレー沙茶醤風味
・あわびのオイスターソース煮
・大海老のチリソース煮
・特製黒酢の酢豚
・くらげの柚子風味
・蒸し鶏の冷菜 胡麻ソース
・五目炒飯
・杏仁豆腐
贅沢ポイントはフカヒレ、あわび、和牛です。
お正月のハレのお食事にふさわしい華やかな気分になれる食卓が 解凍湯せんだけで出来上がります。

冬のごちそうセットは「2人暮らし用の小さいサイズのおせちを作って欲しい」という
おせち料理に寄せられたご意見をもとに作り出した、この時期だけの特別セットです。
いわゆるおせち料理ではないけれど、お正月らしい華やかさは演出したい
と考えたこの商品は、おせちの代わりとしてだけではなく、
クリスマスディナーや、新しい年を前にご家族でこの1年を振り返る
大晦日の年越しディナーにもお使いいただいています。
お正月でもお仕事や出かける予定があり
「おせちを頼んでも食べる時間が無いから今まで用意しなかった」という方にも
「一度に食べきれなくても、冷凍だから保存の期間が長いのが良い」と
ご好評いただいております。

その冬のごちそうセットの中から、今回は和牛の咖哩沙茶醤風味についてご説明したいと思います。

沙茶醤とは

沙茶醤はインドネシアのサテ(串焼き)のソースを由来とする醤です。
サテソースはピーナッツ、ココナッツ、タマリンドなどが使われている甘みのあるソースですが
これが様々な国に伝わって、独自の発展を遂げています。

マレーシアでは、マレーシアのメジャーな調味料である蝦醤(海老味噌)やにんにくが入ったものに。
干し魚が豊富な台湾では、干し魚をベースに。
中国でも南方に位置する福建では、東南アジアからの香辛料を加えたものができました。
それが今回使用している咖哩沙茶醤です。

厨房にあった台湾の沙茶醤と咖哩沙茶醤の写真を撮ってみました。

左が台湾の沙茶醤、右が咖哩沙茶醤です。

沙茶醤は見た目でもわかるように食感がじょりじょりしています。
これが原材料になっている干し魚です。
旨味が強くて、「これで青菜を炒めただけでも絶対美味しいはず」と思いました。
咖哩沙茶醤は沙茶醤に比べると滑らかでソース的な食感。
カレーとピーナッツの味を強く感じました。
(以上、個人の感想です)

インドネシア、マレーシア、台湾、福建…
それぞれの土地の風土を受け入れてソースが変っています。
沙茶醤の旅は民俗学そのものですね。
この沙茶醤の長い長い旅を改めて振り返ると、「中華でカレー味」というのが
不思議ではなくなってきます。
味には国境が無く、国を超えて緩やかに変化しています。

和牛の咖哩沙茶醤風味 おすすめの食べ方

和牛ロースを贅沢に使った煮込み料理。
こちらの商品の一番おすすめの食べ方は、ご飯にかけることです。
実はご飯にかけることを前提に考案した料理なので、
ご飯に合うように、いつもの東天紅の煮込み料理より甘みが少ない作りになっています。
ご飯のアリ、ナシ、両方お試しいただくと実感していただけると思います。

プロが作る料理は同じような料理に感じても、味を追求した違いがあります。
例えば五目焼きそばのあんも、麺を焼く場合と揚げる場合ではあんの量が違います。
(揚げ麺の方があんを吸うので少し多く入れています)
中華丼にする場合は、焼きそばのあんに醤油を足しています。
(ご飯の味に負けるから、少し味を強くしています)

もちろんそのままでも美味しく食べられるのですが、
手間を惜しまずに味を追求するのが、プロとしての矜持です。

皆様の年末のごちそうにふさわしい料理を
今年も心を込めてお作りします。
時節柄外出を控えていらっしゃる方や、
外食が難しくても食を楽しみたい方におすすめです。
また、身近にそういった方がいらっしゃる場合の
冬のギフトにもお喜びいただけると思います。
贈り主様のあたたかいお気持ちを、この冬も東天紅が代わりにお届けします。

冬のごちそうセットのご予約はこちら⇒冬のごちそうセット
(12月1日以降のお届けとなります)

すぐに入手したい方はこちらがおすすめ⇒五目焼きそば入り4品セット